お笑いのネタは『ツカミ』が超重要!!

今回、解説するのはお笑い用語のツカミについて。客前でネタを披露するようになるとコンビ同士、演者同士で『ツカミ』について言及する機会が増えます。

お笑い用語『ツカミ』の意味は?

『ツカミ』の意味を端的に表現すると

  • 最初のボケ

というもの。

最も早い段階で入れられているボケと、捉えておけばOKです。

お客さんは『ツカミ』で、見るに値するネタかをジャッジ

お客さんというのは正直です。面白いネタ、楽しいネタが何より大好き。反対にいえば、面白くないネタに遭遇するとがっかりします。

特に初見のお笑い芸人が見せるネタに関しては、期待と不安が入り混じった状態で見ています。お客さんのジャッジが最初に下される瞬間、それが『ツカミ』。

演者が意図したとおり『ツカミ』で笑いを起こすことができれば、一気に客席の空気が変化。

お客さんは無意識に「このあとも面白いボケが見られるにちがいない」と感じます。

もし『ツカミ』で、すべると……

残念ながら『ツカミ』で失敗してしまうと、その後に面白いボケをやって見せても、受けづらくなります。演者は、お客さんに「自分自身が、どういったキャラクターであるか?」を提示する工夫が必要。

面白いパフォーマンスをできる人間たちであること、早い段階でアピールしなければなりません。

テレビで見慣れている人の方が、初めて見る芸人さんよりも、受けやすいのには理由があります。
「この芸人さんは、テレビで活躍している人だから面白いことをこれからしてくれるにちがいない」といった心理状態へ誘導することが自然とできるから。

まだ世に出ていない芸人さんにとって、初見のお客さんの前でする『ツカミ』は、名刺のようなものと捉えてよいでしょう。

賞レースのツカミは開始から30秒以内に入れる

賞レースは時間が限られています。

M-1グランプリを例に挙げると

  • 1回戦→2分
  • 2回戦→3分
  • 準々決勝、準決勝、敗者復活戦、決勝→4分

限定された時間内での『ツカミ』は、早いに越したことはありません。

もし2分しかネタ時間のない状態で、1分30秒の間、一切笑いがなかったとしたら、会場にいるお客さんの心理的負担は膨らむ一方でしょう。

『ツカミ』を無視して、突き進むネタはお客さんからすると、かなり負荷の大きいものなのです。

『ツカミ』で受ければ演者と客の笑顔が増える

『ツカミ』で受けるメリットとして

  • 演者の心がほぐれ、その後のネタを伸び伸びと、やりやすくなる
  • お客さんの気持ちがほぐれ、その後のネタを楽な状態で見れる

と演者、お客さんの双方に大きなメリットが存在。

お客さんのことをしっかり考えるお笑い芸人ほど、『ツカミ』の重要性を理解しているものなのです。

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