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お笑い虎の巻

2024.05.21 (Tue)

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【お笑い用語解説】新喜劇やめよッカナ?キャンペーン

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「吉本新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」とは「期限までに観客動員数が目標値に達しなければ、吉本新喜劇を解散させる」という趣旨で始まった吉本新喜劇の存続をかけたガチ企画です。

 

目標観客動員数は1989年10月から1990年3月までの半年間で延べ18万人でした。これを1日平均に換算すると約1000人であり、当時のうめだ花月の座席定員から換算して70%近い平均稼働率(1日2回公演の場合)でようやく達成できる人数です。

 

当時の吉本新喜劇としては、かなり高いハードルであった。

 

吉本興業本社制作部次長に就任だった木村政雄さんと、新喜劇のプロデューサーに就任した大﨑洋さんが座員一人一人とシビアな面談を行いました。

 

面談の結果、それまでの新喜劇の象徴的存在であった花紀京さん、岡八郎さんが退団する運びに。その他中堅・ベテラン座員の多くも戦力外通告され退団。船場太郎さん、原哲男さん、泉ひろしさんら一時的に残留したベテランも脇に回るなど、世代交代に向けて着々と準備が始まりました。

今田耕司さん、東野幸治さん、130Rのおふたりを中心とした2丁目メンバーを新喜劇に入団させて彼らをメインキャストに抜擢し、舞台の若返りを図るなど、吉本新喜劇のイメージをフレッシュなものに一新。

この2丁目からの入団メンバーには後の座長となる石田靖さん、辻本茂雄さん、吉田ヒロさんもいたのです。

 

「吉本新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」をマスコミが度々取り上げた効果もあり、観客動員が増え、キャンペーン期間終了を目前に控えた1990年3月中旬には、観客動員数は目標数の「1989年10月から数えて延べ18万人」に達しました。これにより新喜劇は存続を果たすことになったのです。

それまで吉本新喜劇が行われていた「うめだ花月」は1990年3月31日に老朽化で閉館しました。翌1991年4月1日からは、なんばグランド花月での毎日公演がスタートします。

ちなみに、この「新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」の頃から1997年6月末頃までのなんばグランド花月での新喜劇の演出のほとんど全てを請け負ったのは、女性演出家の湊裕美子さんでした。

 

2024年3月1日に65周年を迎えた吉本新喜劇も、一度は存続が危ぶまれた時期があったのですね。

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