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お笑い虎の巻

2023.04.28 (Fri)

  • お笑い虎の巻

【お笑い用語解説】シュール

お笑いは、シュールな笑いとベタな笑いに二分できます。

 

もちろんこれ以外にも、細かいジャンル分けはできるのですが、大枠の理解としてシュール、ベタで区分けするとわかりやすいです。

さてシュールとは、どんな笑いでしょう?

 

シュールとは、芸術の用語である「シュルレアリスム(超現実主義)」が由来の言葉です。

シュールを語る上で欠かせないのが「奇妙な空気感」です。

妙な空気感を自然と醸しだしてしまう芸人さんは、「シュールな芸人」と形容されます。

 

ベタが多くの人にも伝わるのに対して、シュールは伝わる人と伝わらない人に分かれやすい笑いです。

 

ベタはフリとオチ、フリとボケがはっきりしていますが、シュールはお笑いの枠組みであるフリを過度に説明しない「どこで笑っていいの!?」と、戸惑うお客さんが出ることも珍しくありません。

 

全てを説明せずに、お客さんの解釈に委ねるところもあるのでイマジネーション豊かな人ほど、シュールを好む傾向にあります。

 

Mrシュールといっても過言ではないのが、板尾創路さんでしょう。

何を考えているのかわからないポーカーフェイスで、ぼそりとセンスあふれる一言を口にして笑いをかっさらう板尾さん。

クイズ番組の回答者として板尾さんが出演していても、彼だけ他とは異なるシュールな空気に包まれています。

 

ダウンタウンの松本さんもシュールな笑いの名手ですが、板尾さんと比べた場合、松本さんの方がわかりやすい要素を意図的に入れているように映ります。

 

それは極端なシュールに走ると、大衆に伝わらないということを理解しているからに違いありません。

 

シュールは目指すというよりも、元々そういうキャラクターであるゆえに、結果シュールになるというのが正確なのではないでしょうか。

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